接骨院は名東区(名古屋)の【エール接骨院】へ~足の裏の痛みと原因~
中足骨骨頭痛・モートン病
足の裏、人差し指と中指の付け根辺りにジンジンとした痛みがある。
歩くと痛い。つま先立ちをすると痛みが強くなる。
もし、足裏の人差し指~中指の付け根あたり(写真●部分)に痛みがあれば「中足骨骨頭痛」を疑った方がよいでしょう。もし、●の部分に小さな腫瘤があり、圧迫すると痛みやしびれがあれば「モートン病」を疑います。
中足骨骨頭痛やモートン病の背景には「開帳足」「浮指」という症状が隠れています。
開帳足はヒールの高い靴や幅広の靴を履く人に多く見られます。
ヒールの高い靴を履いていると、かかとが不安定になり前足部でバランスを取ろうとして、重心が前に移動したり、幅広の靴を履くことで横アーチを形成する靱帯が弱くなり、次第に伸びきったままになることでアーチが潰れて開帳足になります。
この開帳足により歩行するときに本来なら地面に当たることのない指の付け根が地面に打ち付けられて痛みが出るのです。しかも、すぐに痛みが出るわけではなく、微小な外力が中足骨の骨頭部にじわじわと蓄積し炎症を起こしだします。
また、浮指に関しても指が浮き上がっているため、歩行時に指が地面に着かず、足の付け根を打ち付けるような形で地面につくので同じように痛みが出ることがあります。
<中足骨骨頭痛・モートン病の予防策>
・ヒールの高い履き物はできるだけ履かない。
・靴底の薄すぎる靴は履かない。
歩行時に足に衝撃が加わらないようなクッション性のある靴を選ぶ。
・自分の足のサイズより極端に幅広の靴は履かない
開帳足にならないように親指を小指がしっかり当たって、かつ窮屈にならないような靴を選ぶ。
・足裏マッサージ
足裏をマッサージすることで筋肉を緩め関節を動きやすくする。(直接痛みが出る部分は触らない)
・インソール
横アーチをサポートするインソールを入れ、中足骨が地面に直接当たらなくする。
<当院での治療>
・足裏、足部全体への手技療法
足裏や足周囲の筋肉や関節をマッサージや関節運動を行うことにより、立位や歩行が正しく筋肉を緩め正しい位置に戻し、アーチの形成を促す。
・電気治療
微弱電流治療器により痛めた部位を早期に回復させ、痛みを早期に取り除く。
・立ち方や歩行の指導
歩き方や歩行の指導をすることで前足部に負担がかからないようにしたり正しく足の筋肉が使えるようにする。
・インソール療法
オーダーメイドのインソールを作成し、中足骨が地面に直接当たらなくするだけでなく、アーチを形成する手助けをする。